私たちの仕事は、君津市内で起きる水道の水漏れを見つけて直すことです。地中を通る水道管から漏れる水を特定して修繕し、古くなったメーターを交換する。目立つ仕事ではありませんが、これがなければ、蛇口の水は当たり前には出てきません。人の暮らしを、いちばん根っこのところで支えている仕事です。対応するのは君津市の上水道が中心。市内をずっと回ってきたからこそ蓄えた土地勘が、素早く正確な対応につながっています。
日々の仕事は、決して特別な現場ばかりではありません。地域の暮らしのすぐそばにある、こうした現場を一件ずつ対応しています。
道路の下を通る配管からの漏水対応が、仕事の大きな柱です。その数は道路の漏水だけで年間150件を超えます。
各家庭の蛇口まわりの水漏れから、配管が破裂した際の調査・修繕まで、暮らしに直結するトラブルに対応します。
古くなったメーターの交換は年間およそ6,000個。正確に水を届けるための、地道で欠かせない作業です。
この仕事のいちばんの手応えは、自分の見立て通りに漏水を見つけ、きれいに直せたときです。とくに災害のあとなど、大変な現場を思い通りに復旧できた瞬間には、言葉にしがたい達成感があります。未経験の人にとっては、そこが「自分は成長できている」と実感できるポイントにもなります。そして何より、自分の仕事が地域の水を守っているという誇りがあります。暮らしを支えているという実感が、日々の励みになります!
いいところばかりではありません。現場仕事なので、汚れることはあります。作業着が汚れるのがどうしても苦手という方には、正直に言えば向いていないかもしれません。ただ、できるだけ汚れないよう対策はしますし、作業服は会社が支給します。また、真夏・真冬や災害のあとには緊急の対応が入ることもあります。とはいえ、一人に負担が偏らないよう、チームで分け合い、助け合いながら回しています。無理なく続けられる形を、みんなで工夫しています。
基本は、午前に1カ所、午後に1カ所の現場を回るリズムです。特別に慌ただしいわけではなく、一件ずつ丁寧に向き合える働き方です。ある一日を例にご紹介します。
出社・始業。朝礼で一日の現場と段取りを確認し、二度手間が出ないよう必要な道具をみんなで見繕って積み込みます。
1カ所目の現場へ出発。到着後、漏水の場所を音で特定し、修繕にあたります。
小休憩。水分補給をして、無理なく作業を続けます。
昼休憩。
2カ所目の現場へ。午前と同じく、漏水の特定から修繕までを進めます。
小休憩。
終業。片付けと翌日の準備をして一日を終えます。緊急対応が入る日もありますが、その際はチームで調整します。
この仕事の要は「音聴」です。地中の漏水は目に見えないため、専用の機器と自分の耳を使って、水が漏れている音を聴き分け、場所を正確に特定します。場所さえつかめれば、あちこち掘り返す必要はありません。必要なところだけを、一度の工事で確実に直せます。最初は音の違いなんてわからなくて当然です。けれど、全員で同じ音を聴いて確認するところから始めるので、経験を重ねるうちに、少しずつ聴き分けられるようになっていきます。
働きながら、次のような力が自然と身についていきます。どれも、一生ものの技術です!
ベテランになるほど精度が上がる、この仕事ならではの専門技術です。
仕事に必要な資格は、費用を全額会社が負担して取得できます。できる仕事の幅が着実に広がります。
道具の準備から現場の進め方まで、先を読んで動く力と、仲間と協力して現場を回す力が身につきます。